起きている間も、眠っている間も
家のなかはもちろん、お出かけしたときも
私たちを見守り、励まし、必要なときには手を差し伸べてくれる
そんなロボットたちが日常のあちこちにいる社会になったら。
身体の状態、周りの状況、その日の調子
私たちの様子を察し、それに合わせて機能や形を変えて
ときにはそっと支え、ときには優しく背中を押してくれる
そんなロボットたちがいつでもどこでも寄り添ってくれたら。
新しい一歩を踏み出すことは、今よりきっと楽しくなるはず。
みんなの「やりたい」「なりたい」と思う気持ちを
ロボットたちと一緒に育み、実現していく
「スマーター・インクルーシブ・ソサエテイ」
Alロボット群と人間の共生により、
すべての人がすこやかに過ごす社会を目指します。
―成功体験の蓄積による自己効力感の向上と、正の行動変容の励起―
自己効力感とは「ある結果を生み出すために必要な行動を、どの程度うまく行うことができるか」という予期であり、自分の行動に対する可能性の認知といえます。
自己効力感の向上により、人間が何らかの行動を取ろうと思い立って実際に行動し、うまく行うことができたという成功体験を蓄積することとなり、その人間に新たな行動への意欲が芽生え、さらなる社会参画や他者との関わりを通じた成長を求める行動が生じると考えられます。
―質的同一性による「人生に寄り添うAIロボット群」の実現―
ロボットの機能や形状が変化しても、ユーザが「いつもの」ロボットと認識する「質的同一性」を実現することを目指します。それにより、社会に偏在する複数種のAIロボット群であっても、ユーザにとっては信頼関係が構築された「いつもの」ロボットとなり、目的や環境に応じた最適なロボットとともに安心して社会へと参画することが可能になります。
―形状・形態を最適化する適応自在AIロボット―
ユーザの主体的な行動を、違和感なく自然にアシストするためには、ヒトとの優しい接触はもちろん、ヒトの行動・生体情報のセンシングや感覚のフィードバックが必要となります。さらに利用するユーザの体格や身体能力に応じて、ロボットの形状や形態を変化させなければなりません。HOLDER/WEAR/LIMBSの3つのNimbusを組み合わせ、他のロボット群とも協調することで、すべてのヒトに適応する「適応自在AIロボット」を実現します。